不眠症
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不眠症とは
- 「ベッドに入っても寝付くまで、2時間以上かかる」
- 「夜中突然目が覚めてしまって、それから寝付けない」
- 「悪夢をよく見るようになり、寝た気がせず、朝起きるとだるい」
- 「寝ているとき、寝汗をべったりかいてしまって、夜途中で起きてしまう」
不眠症は眠れないつらさだけではありません。日中の集中力が落ち、ミスが多くなる時もあります。日中ものすごい眠気が来て、仕事にならないときがあります。イライラが多くなり、対人関係でトラブルが多くなることがあります。疲れやすく、頭痛、腹痛、立ちくらみのようなからだの症状がでるときがあります。
以前うつ病のキャンペーンで、「ちゃんと眠れていますか?」というものがありました。不眠はうつ病の初期症状であることがあるので、注意が必要です。
不眠症の症状
ベッドに入っても寝付くまで時間がかかる、寝ていても途中で起きてしまい、それ以降なかなか寝付けない、もっと寝たいのに早朝早めに目がさえてしまう、悪夢などの夢をよく見るようになり、寝た気がせず、朝起きると疲れがとれていない、など。
不眠症の治療
寝つきの悪い方に対しては、寝る前1時間前からのスマホなどのブルーライトを控えていただいています。また寝る1時間半前に39℃くらいのぬるま湯に入ってもらい、一旦体を温めて、体の温度が下がるとき、程よい眠気が来ます。また、夏場で暑いときは、頭の下部半分をアイスノンで冷やすと寝つきがよくなります。
寝る前に明日の仕事のことを考えると、いろいろ不安になって眠れないときがあります。寝る1時間前からは楽しいことだけを考えてリラックスして過ごしてもらい、ベッドに入ったら、自分の呼吸リズムに意識を向け、そのほかのことは何も考えず、眠ってもらうようにしています。
また朝の散歩30分を推奨しています。これは通勤時間を含んでも大丈夫です。朝の散歩によりセロトニンが活性化して、気分意欲が改善しますが、セロトニンが活性化して約15時間後、睡眠のリズムに関連した物質であるメラトニンが活性化して、いい眠気がきます。また睡眠の質も改善します。
またベンゾジアゼピン系の睡眠薬に耐性依存性がついてしまって、十分に眠れない強度の不眠症の方に対しては、お時間があるならば、毎朝1~2時間のウォーキングを推奨しています。毎朝10kmほど歩いて、日中横にならなければ、ほとんどの方が不眠から脱出でき、深い眠りがとれます。不眠解決の王道は朝の歩きです。
これでも、眠れないときは、ご希望により、お薬を検討するときもあります。不眠の背後には、適応障害、不安神経症、うつ病、双極性感情障害などのこころの不調があることもあります。
漢方薬、マイルドで耐性依存性のつきにくい睡眠導入剤を処方することもあります。またこころの不調に効くお薬で不眠が解決することもあります。
- 院長
- 高坂満
- スタッフ
- 3名(臨床心理士ほか)
- 標榜科
- 心療内科、精神科
- 住所
- 〒330-0802
埼玉県さいたま市大宮区宮町2-10
シンテイ大宮ビル6階 - 電話
- 048-729-6365
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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