適応障害
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適応障害とは
適応障害とは「耐え難いストレスにさらされて、こころとからだのバランスが崩れた状態」です。ストレスフルな環境にある程度の時間さらされると、誰でも起こりうる心身の不調です。
- 「ひと月80時間を超える残業が続き、土日も仕事をしている」
- 「異動により、うるさい上司がことこまかに注意し、いつもダメだししてくる」
- 「昇進してしまって、想定以上のプレッシャーを感じる」
適応障害の症状
こころの症状
気分が落ち込む、不安が強くなる、イライラが強くなる、怒りっぽくなる、集中できない、ボーとしてしまう、いままで楽しめたことが楽しめない、眠れない、やる気がでない、など
からだの症状
疲れが取れない、ドキドキする、胸が苦しい、気持ち悪い、吐き気、頭が痛い、お腹が痛い、めまいがする、手足が震える、食欲がない、など
行動の異常
過食してしまう、アルコールを多く飲んでしまう、タバコの量が増える、違法薬物に手を出してしまう、など
適応障害とうつ病との違い
適応障害
適応障害は環境的要因が強く、平日症状があるけど、休日になると症状がかなり軽くなり、楽しめたり、笑えたり、比較的平穏に過ごせる場合があります。
また、症状がある場合も、配置転換により特定の人間関係から離れたり、仕事の量を減らすなど環境調整で短期間で劇的に改善する場合があります。
うつ病
うつ病は、仕事のない日も毎日ほとんど1日中、気分が落ち込んでいたり、むなしさを感じていたり、楽しめない、興味がわかない期間が2週間以上継続していることが多いです。また何の原因も見当たらなく、抑うつ症状が継続している場合もあります。
適応障害の治療法
ストレスの量を減らす、ストレスの機会を減らすことが症状の改善のためには重要です。
症状が重い場合は、ストレスの環境から離れて、休息をとることが一番の治療法です。
しかし、仕事に対する責任感から、または避けられない人間関係などから、環境から離れることが難しい場合が少なくありません。
その際には、カウンセリングを利用し、悩みを聞いてもらい、こころが整理され、対人関係の対処法を理解したり、認知の状態が変わることで改善する場合があります。
また、お薬によって、症状を軽減させたり、セロトニンを活性化させることで、気分意欲、からだの症状が改善する場合があります。
- 院長
- 高坂満
- スタッフ
- 3名(臨床心理士ほか)
- 標榜科
- 心療内科、精神科
- 住所
- 〒330-0802
埼玉県さいたま市大宮区宮町2-10
シンテイ大宮ビル6階 - 電話
- 048-729-6365
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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