コミュニケーション障害
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コミュニケーション障害とは
アメリカ精神医学会が設定しているDSM-5という診断基準では、コミュニケーション障害を、言葉を扱うことに対して障害が発生する疾患とみなし、コミュニケーション症群/コミュニケーション障害として分類しています。
言語症/言語障害
話す、書くといった言語の習得、使用の際に困難をともなう症状です。
語音症/語音障害
身体的な障害がないにもかかわらず、言葉をはっきりと発声することができず、社会生活上困難がともなうことがあります。
小児期発声流暢症(吃音)/
小児期発声流暢障害(吃音)
言葉をスムーズに発声することができず、コミュニケーションに困難がともないます。
社会的(語用論的)コミュニケーション症/
社会的(語用論的)コミュニケーション障害
言葉のみならず、「非言語的な」表情、しぐさなどに応じたコミュニケーションにおいて困難がともなう場合があります。
コミュニケーションの困難
- 「人前でしゃべろうとすると、緊張してしまってうまく話せない」
- 「思ったことをストレートに言ってしまって、後でしまったと思うことがある」
- 「人がしゃべっているとき、集中して聞けず、話をきいてないと思われている」
- 「空気が読めず思ったことをそのまま言ってしまい、相手の機嫌をとってほめたりするのが苦手で円滑な人間関係が築けない」
- 「気に食わないことを言われると、すぐ切れてしまう」
コミュニケーションの困難とはこころの不調の症状として、発症するときがあります。 ベースに社交不安障害、注意欠陥多動性障害ADHD、自閉症スペクトラム障害ASDなどのこころの不調が原因になっていることがあります。
社交不安障害
多くの人の前で発表したり、スピーチするとき、会食するとき、過度の不安緊張感でうまくしゃべられなかったり、震え、発汗、こわばりで体調が悪くなり、人前に出ることを極度に避けて社会生活に支障をきたすことがあります。
「他の人から変に思われるのでは」という不安恐怖感、「他の人に迷惑をかけしまうのでは」という不安恐怖感が特徴です。
治療としては、認知行動療法で不安恐怖の認知のゆがみを理解し、少しずつ緊張しやすい場面になれていく暴露療法が有効です。
また人前での発表など場面が限定されるときは、不安を和らげるマイルドなお薬を、発表の30分から1時間前に内服すれば平常心で特に問題なく過ごせる場合もあります。
- 院長
- 高坂満
- スタッフ
- 3名(臨床心理士ほか)
- 標榜科
- 心療内科、精神科
- 住所
- 〒330-0802
埼玉県さいたま市大宮区宮町2-10
シンテイ大宮ビル6階 - 電話
- 048-729-6365
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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10:00 〜 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14:30 〜 20:00 (最終受付19:30) |
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▲...日曜日・祝日の午後は、14:00〜18:00(最終受付17:30)
休診日: 年末年始